黄金時刻
nice rice(ナイスライス)の新たなコンセプトストアは、
アラヤ・雀跃镇に誕生しました。
これまでの店舗では、素材を通してサステナビリティの価値を表現してきましたが、
素材は風化し変化していく一方で、
光は、時を超えて恒久的な美しさをもたらす存在です。
独立した建築と恵まれた立地条件を活かし、
光そのものを建築の言語として用い、
アラヤの象徴である「オレンジ色の海」を空間へと引き込みました。
大小さまざまなボリュームの起伏によって、
光と影が交錯し、
美しい瞬間を留めるように、
終わることのない黄金の海岸を描き出しています。
アラヤの「オレンジの海」を、建築の中へ
夜明け前の4時に日の出を追いかけるだけでなく、
建築そのものを自然と溶け合わせ、
リテール空間の中にも、
いつでもアラヤのロマンティックな“オレンジの海”に出会える
ひとときの休息の場を設けたいと考えました。
傾斜をつけたハンガーバーは、
波のうねりを思わせる曲線を描き、
上方から落ちる光が床へと広がるにつれて、
オレンジ色の波紋が静かに立ち上がります。
拡散する光が白い壁面を染め上げ、
黄金色の余韻が空間を包み込み、
まるで穏やかな海辺に佇んでいるかのような感覚をもたらします。
また、各階には大小さまざまな窓枠を設け、
外の景色を切り取るように配置。
窓の外には深いブルーの夜景が広がり、
室内にはアラヤの“オレンジの海”がゆっくりと流れ込みます。
内と外、
黄色と青が入れ替わりながら共存し、
場所ごとに異なる視覚体験を生み出します。
美しい瞬間を留める
三層構成の建築は、
機能ごとに明確にゾーニングされ、
1階・2階はショッピングスペースとして、
最上階のテラスは、
くつろぎと解放感を味わうための場として設計されています。
ブランコ型のシートは、
アラヤの海に浮かぶブランコから着想を得たもの。
「オレンジの海」とともに、
その情景を建築の中へと移し替えました。
また、屋上テラスにはフォトスポットを設け、
持ち帰ることのできる「美しい記憶」を切り取ります。
吹き抜けの大空間は三層を貫き、
ミニマルな建築ボリュームによって、
より広く、明るい室内環境を実現。
曲面アーチの天井が光を受け止め、
自然な流れの中で室内へと導き、
金色の光の粒を降り注がせます。
空をキャンバスに、
建築を自然の一部として捉え、
金色の波が建築の中で翻り、
日の出と日の入りの瞬間が、
ここに静かに刻まれていきます。
ゴールデンコースト、終わることなく
所在地
中国・秦皇島市
アラヤ北岸(九期)
浜河商業街 H29号